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正統オカルティズム
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ダイアン・フォーチュンは、20世紀前半の英国を代表するオカルティストのひとりで、黄金の夜明け団系の伝統を背景に、自らの秘教団体を組織し、西洋秘教の理論と実践について多くの著作を残しました。本書は、フォーチュンの著作『Sane Occultism』の邦訳です。「オカルティズムとは何か」という根本的な問いから始まり、オカルト研究における軽信、瞑想と霊能力、占星術の使用と濫用などを取り上げながら、魔術や神秘思想にどのような態度で向き合うべきかを論じています。
フォーチュンは、霊的な体験や教説に対しても検証を求め、確かめられていないものは仮説として扱う姿勢を重視します。理論と実践、直観と検証の双方を必要とするものとしてオカルティズムを捉えている点は、本書の大きな特徴です。
魔術の世界には、神秘と幻想があると同時に、伝統を読み、実践を重ね、誤謬を見分けようとする冷静な眼も求められます。本書は、魔術を学び続けるための姿勢と判断のあり方を考える一冊です。
著者:ダイアン・フォーチュン
翻訳:中村心護
217ページ/ペーパーバック
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レビュー
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