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ソロモン王の大きな鍵

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 『ソロモン王の大きな鍵(The Key of Solomon the King/Clavicula Salomonis)』は、伝説的なイスラエル王ソロモンの名に帰せられた、西洋グリモワール伝統を代表する魔術書のひとつです。現存する本文系統は中世末期から近世にかけて成立・伝承したものと考えられ、祈祷、儀式の準備、魔術道具の製作、惑星に対応する護符やペンタクル、霊的存在を扱うための作法などを体系的に記しています。ソロモン自身の著作ではなく、その権威に仮託して編まれた文献ですが、後世の儀式魔術と「ソロモン魔術」と呼ばれる伝統に大きな影響を与えました。

 今日広く知られている英語版のひとつが、黄金の夜明け団の創設者の一人S・L・マグレガー・メイザースによる『The Key of Solomon the King』です。メイザースは当時大英博物館に所蔵されていた複数の写本を比較して英訳・編集を行い、19世紀末に刊行しました。

 本書は、このメイザース版『The Key of Solomon the King』をもとにした日本語版です。ソロモン王が息子レハブアムに秘術を伝えるという形式をとりながら、魔術を行う者の心構えや儀式上の規則、道具の製作、惑星に関わる術式など、ソロモン魔術の実践体系を紹介しています。

 著者:中村心護
 314ページ/ペーパーバック

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